上司の陰湿ないじめが原因で退職－そんな私を受け入れてくれた会社からの温かい言葉 | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜粉末消火器＞さん　31歳　東京都　●ソフトウエア／経理→電機設備／経理
●活動期間：2007年2月～2007年5月　●応募5社→面接5社→内定2社

上司の陰湿ないじめが原因で退職
そんな私を受け入れてくれた会社からの温かい言葉

前の会社のことは、思い出すのも嫌ですね。転職して入社してみると、まず待遇が事前の話とまったく違っていました。それよりも何よりも耐えられなかったのは上司による陰湿ないじめです。毎朝、「ミーティング」と称して別室に連れて行かれ、前日の仕事内容を紙に書かされました。それを説明するとき、少しでもつじつまが合わないところがあると、上司は私を厳しく問い詰め、容赦なく責め立てるのです。

それでも我慢していたのですが、ある日、同僚の送別会で事件が起こりました。取引先の方も同席されている場だというのに、上司は私を罵倒し始めたのです。「もう限界だ」――わずか９カ月の勤務でしたが、私はこの会社を去ることにしました。

転職に当たって一番困ったのは退職理由です。人間関係が原因で会社を辞めたわけですが、面接で本当のことを言えるわけがない。もっともらしい理由を考えるのに苦労しました。それだけだとちょっと後ろめたい気もしますが、キャリアコンサルタントのおかげで、こちらの事情もうまく伝えることができたんです。

今の会社に内定が決まったとき、採用担当者から「前の会社でのことは人材紹介会社のキャリアコンサルタントさんから聞いていますよ。本当に御苦労されたようですが、そのことはもう忘れて、当社で新たな気持ちで頑張って下さい」と言われました。その言葉を聞いて、何とも言いようのない安堵感に包まれましたね。と同時に私の決断は間違っていなかったことを確信しました。

信頼できるキャリアコンサルタントを見つけるには面談に足を運ぶしかないと思います。会ってみないと人柄や自分との相性はわかりませんから。それと、応募する会社については、キャリアコンサルタントからの情報だけで判断するのではなく、自分でリサーチすることも必要ですね。さまざまな角度から企業を見ることで、冷静な判断ができると思うからです。