全国の人材紹介会社集合サイト 転職は人材バンクネット

の中のの中のの中の独立行政法人から民間企業へ-自分を信じていばらの道を歩き続けた

転職体験レポート

掲載日2008/03/24

独立行政法人から民間企業へ-自分を信じていばらの道を歩き続けた | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<OS>さん 30歳 大分県 ●独立行政法人/事務→医療機器販売/管理
●活動期間:2007年7月~2007年9月 ●応募70社→面接5社→内定1社

独立行政法人から民間企業へ
自分を信じていばらの道を歩き続けた

ある独立行政法人の職員をしていましたが、制度上の制約からできることに限界があり、そのことを常々残念に思っていました。また、組織内の「親方日の丸」的な体質や職員のモラルの低下が目につき、本当に国民にとって利益のある事業を展開しているのか、疑念を持つようになりました。悩んだ末、民間企業という厳しい環境に我が身を置くことにより、より一層のキャリアアップと未知の世界への挑戦を図り、できるだけ社会貢献がしたいと切に思い、転職を決断するに至りました。

固い決意を胸に転職活動を始めたのですが、それはまさにいばらの道でした。民間企業での経験がない私は「民間企業では通用しない」とみなされ、応募した企業のうち9割は書類選考を通過することができませんでした。意欲を表明する機会すら与えられず、門前払いの日々。風当たりの強さを身にしみて感じました。でも、自分に目を向けてくれる企業がどこかにきっとあるはずだと信じ、職務経歴書を充実させたり、面接でありのままの自分を表現する練習をしたりと、努力を重ねました。

転職が決まった会社の面接は東京で行われました。九州から飛行機で上京したのですが、「せっかく遠方から上京するのだから」ということで、早朝から面接を設定していただきました。その心遣いがとても嬉しく、精一杯の思いを面接にぶつけました。

翌日、地元の空港に到着したとき、キャリアコンサルタントから内定を知らせる電話がありました。予想以上に早い展開にとまどいましたが、うれしさはひとしおでした。入社意思を固めるにあたり、面接官の心遣いや会社の雰囲気が決め手となったことは言うまでもありません。

転職活動をスタートしたときには、どうなることかと暗い気持ちになりましたが、実質的には1ヶ月弱で内定を得ることができました。時にはつらい思いを味わう転職活動ではありましたが、思わぬところで温かさにふれることもできました。この会社で一日も早く役に立てるようになり、恩返しをしたいと思います。