ワンマン社長の横暴に堪忍袋の緒が切れた！40代後半、覚悟の転職は意外な展開に… | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜ヒコ＞さん　48歳　千葉県　●電子部品／営業→鉄鋼／海外営業
●活動期間：2005年10月～2005年12月　●応募2社→面接2社→内定1社

ワンマン社長の横暴に堪忍袋の緒が切れた！
40代後半、覚悟の転職は意外な展開に…

前に働いていた会社は、オーナー企業。ワンマンなのは仕方がないと思っていましたが、予想以上だったんです……。たとえば、退職を申し出た社員を引き止め はするものの、後任者が見つかると「明日から来なくていい」と手のひらを返した対応。社員の悪口も平気で口にします。社員の定着率が悪くて、社内の雰囲気も暗い。うんざりして転職を決めました。

40代後半ですから、年齢的に転職は苦しい。決まるまでには相当時間がかかると覚悟していました。だから、中高年の転職に実績のある人材紹介会社や希望職種に強い人材紹介会社に絞って登録。すると、偶然にも前々職で経験していた業種の求人の紹介が舞い込み、トントン拍子に選考が進み、思っていたよりもずっと早く転職できました。

年収は前職より90万円ほど下がりました。それでも納得したのは、人材紹介会社のキャリアコンサルタントから「きちんと実績を上げれば前職の収入にはすぐに追いつく」と説明を受けたから。今までのキャリアを生かせるかどうかが一番大事なことですし、よく考えたうえで結論を出したつもりです。

転職の理由って、前向きさが必要ですよね。若ければ「キャリアアップのため」という方向性でいいと思います。でも、私の年齢になると、そういう理由では納得してもらえない。だから、面接で職場の状況を説明するのには、苦労しましたよ。できるだけ、勤務先の悪口にならないように言葉に気をつけました。