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の中のの中のの中の志望順位の低い企業から早々に内定が!返事を引き延ばした1週間で出した意外な答え

転職体験レポート

掲載日2006/02/20

志望順位の低い企業から早々に内定が!返事を引き延ばした1週間で出した意外な答え | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<いくら>さん 27歳 大阪府
●外食産業・出版・情報サービス/企画・制作・営業→医療関連商社/販売促進
●活動期間:2005年11月~2005年12月 ●応募15社→面接5社→内定3社

志望順位の低い企業から早々に内定が!
返事を引き延ばした1週間で出した意外な答え

会社が買収されてから労働環境が悪化。信頼する上司が辞めたことから、私も転職に踏み切りました。

応募企業の書類選考が通ると、練習も兼ねて面接を受けに行くわけですが、志望順位の低かったA社の選考がトントン拍子に進み、ついに内定が出てしまいました。まだ受けたい会社があるのに、どうやって返事を引き延ばしたらいいのか…。結局、1週間の猶予をもらい、転職活動を続けました。

内定の返事をする前日に、第1志望と考えていたB社の面接が決まりました。私は関西在住ですが、B社の面接会場は東京。とりあえず受けてみたいと思い、新幹線に乗りました。面接の手ごたえがよかったので、思い切って「実は内定をいただいている企業があり、明日返事をしなくてはならないんです」と伝えたんです。すると、面接官は「今日はもう無理だが、明日、社長に会ってもらえれば、すぐにでも内定を出しますよ」と。私は急遽、東京滞在を1日延ばすことにしました。

でも考えてみれば、翌日の面接が終わったら、B社にするかA社にするかをほんの1、2時間で決めなくてはならないわけです。短時間に決断できるのか?そもそもB社から内定はもらえるのか?いろんなことが頭に浮かび、悩みに悩みました。

そもそも、前の会社は経営不振が原因で買収されているので、次は絶対に安定企業で安心して働きたいと思っていました。A社は母体のしっかりした健全な企業。そう考えると、入社する気がなかったくせに、急に内定を捨てるのが惜しくなってきました。A社の良さがどんどんわかり、「私が働きたいのはこの会社」とさえ思えるほどに。結局、B社からも内定をもらえましたが、A社に入ることを決めました。

苦しい思いもしましたが、さまざまな会社の担当者と会い、それぞれの会社の良さを知ったからこそ、自分がどんな職場を求めているのかが明確になった気がします。この決断に後悔はありません。