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の中のの中のの中の転職者自身のこだわりと キャリアコンサルタントの粘りで実現した 大逆転・敗者復活転職

転職体験レポート

掲載日2008/06/09

転職者自身のこだわりと キャリアコンサルタントの粘りで実現した 大逆転・敗者復活転職 | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

高宮一郎さん(仮名・24歳)のプロフィール
パチンコホール/社内SE研修課/遊技機の開発、製造
大学卒業後、パチンコ店に就職。ホール、カウンター業務を1年と 少し経験するが開発の仕事を志し退社。その後、開発をするための基礎学力習得のためIT系企業に2ヶ月勤めるが、それ以上続けると当初の目標から外れると判断して退社。以後はパチンコ店でアルバイトをしながら転職活動を継続していた。

転職を考えた
あくまでやりたい仕事を追い求めたい

新卒で入った会社はパチンコチェーンを展開する企業でした。学生時代からパチンコが大好きだったので、やっぱり好きなことを仕事にしたいという気持ちがあったのと、パチンコを全然知らない新入社員よりはアドバンテージがあると思ったからです。

一番やりたかった仕事はパチンコ台の中に組み込まれているプログラムの開発でした。実際、パチンコメーカーにも応募していたのですが、面接した企業の中でパチンコチェーン会社が一番感触が良かったし、一番最初に内定が出たので、そこでいいかと入社を決めてしまいました(笑) 。

仕事はホールでの接客、台の入れ替えなどでした。勤務時間が長く、体力的にもキツい内容でしたが、好きで入った業界だからそれほど苦にはなりませんでした。頑張っているうちに会社から評価されるようになり、色々な仕事を任されるようになったんです。

仕事は楽しく、やりがいもあったのですが、やっぱり“開発の仕事がしたい”という気持ちは消えませんでした。それで開発の勉強をするために、1年後に会社を辞め、紹介予定派遣でプログラミング会社に転職しました。そこでJavaやHTMLなど、基本的なWeb系のプログラミングスキルを勉強しました。 プログラミングの勉強は楽しかったのですが、Web系のプログラマになるのが目的ではないので、社員にはならず2ヶ月で退職しました。

その後は生活していかなければならないので、再びパチンコ店でアルバイトとして働きながら、転職活動を開始しました。

転職活動開始
フリーペーパーがダメならインターネット

最初は求人系のフリーペーパーで求人を探してみたのですが、営業や事務の募集はあっても、開発はありませんでした。そこでインターネットで検索してみたところ、【人材バンクネット】にたどりつきました。人材紹介会社がどういうものかは正直よくわかっていなかったのですが、求人数が多く、キャリアシートを公開すればスカウトメールが来るらしいということだったので、登録してみました。

スカウトメールが届いた(登録後すぐに5~6通、合計50通以上)
予想外のスカウトメールにビックリ!

キャリアシート作成については特に気をつけていた点はなく、とりあえずやってきたことをそのまま書きました。

自分なんて自慢できるキャリアも経験もないし、しかも開発は未経験なので、最初はスカウトメールなんてそんなに来ないだろうと思っていました。しかし、公開したその日に5通もスカウトメールが来て、その後も途切れることなく届き続けたんです。もっとも、希望していたパチンコ台の開発の求人は少なかったのですが、これだけの数が届くことに驚きました。

返信→面談
希望の仕事は難しいと言われ、落ち込む

スカウトメールはたくさん届いたのですが、実は「ここに書かれてある内容は本当なのかな?」と半信半疑だったので、しばらく放置していたんです。でも早く正社員として転職しなきゃと思い、とりあえず「当たって砕けろ」で返信してみようかと思ったんです。そして、これも何かの縁だと思い、一番最初に届いたスカウトメールに返信しました。

面談ではこれまでやってきたことと、今後どうなりたいかを話しました。そうしたらやはり「あなたの学歴・職歴では、開発の仕事は正直難しい」と言われました。やっぱりそういうものなのかなと気落ちしました。営業であればいくらでも求人はあるとのことだったのですが、開発の道が不可能ならば、やりたいこととしては営業よりもホールだったので、営業職には応募しませんと答えました。

するとキャリアコンサルタントは、「ではいつなんどき開発の求人がくるかもしれないから、そのときに備えて、職務経歴書をつくって おきましょう」と言ってくれました。事実上、今回が初めての転職活動だったので、そもそも職務経歴書がどういうものかがわかっていませんでした。そんな私 に職務経歴書の書き方をいちから教えてくれたのです。採用する側からの効果的な職務経歴書の書き方のアドバイスには目からウロコが落ちる思いでした。

3社に応募→内定1社
不採用のはずが、大逆転採用

1回目の面談からしばらくして、未経験でも可の開発見習いの求人が見つかったと連絡があり、応募しました。しかし、残念ながら不採用になりました。別の人材紹介会社から応募した会社も、書類選考で落とされました。やっぱり未経験では開発職は無理なのかなと落ち込みました。

しかし、担当のキャリアコンサルタントが、将来的に開発ができそうな別の部署で採用を考えてくれないかと、会社の人事に掛け合ってくれたんです。

するとそれが受け入れられて、再度面接をしてくれることになり、結果、「開発見習いでなら」という条件付きで採用してくれることになったんです。もう開発職はあきらめていただけに、喜びもひとしおでした。

匿名スカウトを終えて
自分の市場価値のバロメーターになる 試しに使ってみるのもアリ

希望していたメーカーに入社できて、本当によかったです。今はまだ開発そのものに関われているわけではないのですが、開発の現場に近いところでプログラミングを勉強しつつ、働けているので満足しています。いずれ自分でプログラムを作ることできるようになるために頑張っています。

すべては担当してくださったキャリアコンサルタントのおかげです。職務経歴書の書き方すら知らなかった私に転職のイロハを丁寧に教えてくださいました。そして一度不採用になった企業に、違う部署ならどうでしょうと再度面接をとりつけてくださり、そのおかげで入社することができました。

そのキャリアコンサルタントに出会えたのも、【人材バンクネット】に登録して、匿名スカウト機能を利用したからです。運とタイミングがよかったと思います。

匿名スカウト機能は本当に楽ですよね。キャリアシートを匿名公開したら、あとは待っていればいいのですから。それからスカウトメールの届き具合で自分の市場価値を知ることができる点もよかったと思います。まさかこんなに届くとは思ってなかったので、びっくりしたと同時に、希望が持てました。

だから、あんまり転職する気がない人、今の職場にあんまり不満はないけど、もしかしたらもっといい会社や仕事があるんじゃないかなって思ってる人なんかは、とりあえず試してみるのもアリだと思います。そこから新しい道が開けてくるかもしれませんから。

<編集部より>
行きたい方向を決め、行動することが幸運を引き寄せた

今回、高宮さんがやりたい仕事ができる会社に転職できた最大の理由は、キャリアシートの書き方や面接の受け答えといった技術的なことよりも、「やりたい仕事をしたい」という気持ちを最後まで捨てなかったことではないでしょうか。

その気持ちが、匿名スカウトとの出会い、そして、一度不採用になりながら、再度企業と交渉して、転職成功に導いてくれたキャリアコンサルタントとの出会いを可能にしたと言えるでしょう。

確かに今回の転職成功劇はラッキーだったかもしれません。しかし、そのラッキーも、高宮さんが行動することによって自らつかみ取ったものなのです。行動しない者には何も起こりません。

まず自分が望む生き方は何なのか、そのためにはどんな仕事がいいのかを考え、行動し続けることが大事だということを改めて認識させられました。