転職先からの退職勧告－40代で転職活動を再開するはめに… | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜TAKA＞さん　44歳　神奈川県
●重電・産業用電気機器／営業、企画営業→その他メーカー(電気・電子・機械系)／海外営業
●活動期間　2010年12月～2011年3月

転職先からの退職勧告
40代で転職活動を再開するはめに…

昨年の3月に日系メーカーから外資企業に営業職として転職しました。ところが、僅か9ヶ月後の昨年12月に、業績悪化を理由とした突然の退職勧告を受けました。私は裏切られた気持ちでいっぱいでした。

とにかく、転職活動を始めるしかありません。早期の再就職を目指し、多くの人材紹介会社や転職サイトに登録。経験業界・職種を中心に、可能性のある求人には片っ端から応募していきました。しかし、年齢の壁は想像以上に大きく、ほとんどが書類選考落ち。面接までたどりつけても、全て一次面接で落とされてしまいました。40代以上の募集は、欠員補充が中心となっており、企業側も採用したい人物像を明確にしています。つまり、マッチング精度の高さが必要になるのです。とはいえ、うかうかしてはいられません。無職期間が長引くほど、転職市場では不利になっていきます。重ねて、経済的にも日増しに苦しくなっていく……。この状況で、モチベーションを維持するのは、並大抵ではない精神力が必要でした。

そんなとき、支えになってくれたのが、クラレテクノ株式会社の折田さんでした。折田さんは履歴書の添削から面接対策まで、親身になって指導してくださいました。しかし、このままではにっちもさっちもいきません。折田さんと相談をして、業界にはこだわらず、営業職全般に広げて応募する作戦に切り替えました。
この作戦が功を奏したのです！　自分の経験を、経験業界以外でも活かせる可能性があると気がつき、異業界での転職でしたが、アプローチには困りませんでした。そして、折田さんのサポートによって、事前に十分な情報を提供していただき、面接に挑むことができました。結果、見事内定！　苦労した転職も、ようやくピリオドが打てたのです。

厳しい雇用情勢が続く中、特に40代以降で転職しようという人は、必ずと言っていいほど、年齢の壁に打ち当たるのではないでしょうか。書類選考もなかなか通らず、活動期間の長期化によって焦りを感じるケースが多いと思います。しかしながら、自分の経験をしっかりと棚卸しして、1社でも多くの企業に応募を続けてください。必ずや自分に合った、納得のできる企業が見つかるはずです。焦らず……といっても難しいとは思いますが、じっくりと、落ちついて取り組むことで、良い結果がきっともたらされるはずです。